康楽館館内見学
館内施設見学 (所要時間 約30分)
芝居小屋の歴史や特徴、また舞台装置(回り舞台、切穴)や楽屋など
ガイド付きで見学できます。
※料金(税込) 大人700円 小中学生350円
(団体15名以上 大人640円 小中学生320円)
◇ガイド開始時間(9:00から30分刻みのガイドです)
①9:00 ②9:30 ③10:00 ④10:30 ⑤11:00
⑥11:30 ⑦12:00 ⑧12:30 ⑨13:00 ⑩13:30
⑪14:00 ⑫14:30 ⑬15:00 ⑭15:30(最終案内:11/1~翌年3/31まで)
⑮16:00 ⑯16:30(最終案内:4/1~10/31まで)
~施設見学不可のお知らせ~
・2025年3月14日(金)~3月15日(土) 2日間・・・【終了】
康楽館客席幕の交換工事のため
・2025年4月6日(日) アカシア歌謡サークル発表会開催のため
・2025年4月13日(日) 早春芸能フェスティバル開催のため
・2025年6月22日(日) 日本舞踊千川流公演開催のため
・2025年7月4日(金)~7月6日(日) 3日間
下町かぶき組座長花形祭り特別公演開催のため
・2025年11月1日(土)~11月3日(月) 3日間
松竹大歌舞伎特別公演開催のため
予定されていたお客様には誠に申し訳ございませんが、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。
康楽館施設の内容
■回り舞台(まわりぶたい)
直径9.73mの回り舞台。
康楽館の舞台は、ほぼ全範囲が回り舞台となっています。
今でも、常打芝居公演のなかで使用されています。
今でも、常打芝居公演のなかで使用されています。

■奈落(ならく)
舞台中央の円形に切った部分を奈落(ならく:舞台の床下)で「ろくろ」仕掛けにより4人の人力で回します。
百年を超えてなお現役で活躍しています。
舞台中央の円形に切った部分を奈落(ならく:舞台の床下)で「ろくろ」仕掛けにより4人の人力で回します。
百年を超えてなお現役で活躍しています。
■切穴(すっぽん)
花道の七三に位置する、役者をせり上げる装置。
ロープと木の滑車を使って2人の人力で操作するエコなエレベーターです。
毎日のように常打芝居で活用しています。
花道の七三に位置する、役者をせり上げる装置。
ロープと木の滑車を使って2人の人力で操作するエコなエレベーターです。
毎日のように常打芝居で活用しています。
■客席・天井
館内で天井は、洋風の板張り、チューリップ型の電灯は明治時代のものを今でも使用しています。
東北に電気が無かった時代、小坂鉱山が日本で二番目の水力発電所をもっていたため、当時としては大変珍しく電灯が設置された芝居小屋でした。
館内で天井は、洋風の板張り、チューリップ型の電灯は明治時代のものを今でも使用しています。
東北に電気が無かった時代、小坂鉱山が日本で二番目の水力発電所をもっていたため、当時としては大変珍しく電灯が設置された芝居小屋でした。
■楽屋(がくや) 壁の落書き
楽屋とは、役者が化粧したり着替えをする部屋です。楽屋の壁や表の壁には、明治時代から役者の古い落書きがたくさん残されています。
まだ、若き頃の平幹二朗、仲代達矢、東野英二郎、滝田祐介などの落書きを見ることができます。
楽屋とは、役者が化粧したり着替えをする部屋です。楽屋の壁や表の壁には、明治時代から役者の古い落書きがたくさん残されています。
まだ、若き頃の平幹二朗、仲代達矢、東野英二郎、滝田祐介などの落書きを見ることができます。

■楽屋・内部
1階に大部屋2部屋、2階に個室が5部屋。
壁や戸にはこれまで康楽館の舞台を踏んだ役者の
壁や戸にはこれまで康楽館の舞台を踏んだ役者の
落書きがそのまま残されています。
■本花道(ほんはなみち)
舞台の延長として重要な演技が行われる場所で、せりの装置「切穴(すっぽん)」を備えた、江戸時代の芝居小屋の様式を取り入れております。
舞台の延長として重要な演技が行われる場所で、せりの装置「切穴(すっぽん)」を備えた、江戸時代の芝居小屋の様式を取り入れております。
■仮花道(かりはなみち)
舞台に向かって右側に設けられた花道。江戸時代の芝居小屋の典型的な様式です。
舞台に向かって右側に設けられた花道。江戸時代の芝居小屋の典型的な様式です。
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■向う桟敷(むこうさじき)
二階桟敷は「向う桟敷」と呼ばれます。
最後部「大向う」は、優れた鑑賞力を持つ人が役者の屋号を呼ぶために陣取る席でした。